29-31 October 2016
東大柏Campus
Asia/Tokyo timezone

TALE実験の現状と今後の展望

30 Oct 2016, 14:30
20m
宇宙線研究所6F大セミナー室 (東大柏Campus)

宇宙線研究所6F大セミナー室

東大柏Campus

千葉県柏市柏の葉 5-1-5

Speaker

翔一 岸上 (大阪市立大学)

Description

宇宙線のスペクトルには2nd kneeと呼ばれる折れ曲がり構造が存在している。この折れ曲がり構造は宇宙線の起源の銀河系内から銀河系外への遷移に対応していると考えられている。この2nd knee領域の宇宙線の組成とエネルギースペクトルを精密に測定し、宇宙線源の銀河系内から銀貨系外への遷移を明らかにするためにTA Low Energy extension(TALE)実験が進行している。TALE実験は TA実験に隣接して行われており、10台の大気蛍光望遠鏡(Fluorescence Detector,FD)と105台の地表検出器(Surface Detector,SD)を設置する。 本公演では、TALE実験の概要と現状、および今後の展望について報告する。

Presentation Materials