今回のニュートリノ研究会は、GeV領域におけるニュートリノ相互作用を 取り上げました。
T2Kや大気ニュートリノにおけるレプトンCPやニュートリノ 質量階層性の測定精度向上にはニュートリノ相互作用の理解が重要な課題と なっています。
研究会では、宇宙線研究所の早戸さんにGeV領域のニュートリノ相互作用の イントロダクションをしていただき、Queen Mary大学の香取さんに ニュートリノ相互作用の実験についてレビューしていただきます。
そして理論モデル構築の取り組みについて、KEKの熊野さん、 大阪大学の中村さんにそれぞれ深非弾性散乱(DIS)、 1π生成反応(delta resonance)について話していただきます。 宮崎大学の下村さんには軽いゲージボゾンを探索する手段である ニュートリノによるtrident生成反応を紹介いただきます。
トークの公募、および、旅費の申請は締め切りました。
本研究会は科研費新学術領域「ニュートリノフロンティアの融合と進化」と共催です。
世話人
奥村公宏(東大宇宙線研)、梶田隆章(東大宇宙線研)、佐藤透(大阪大学)、谷本盛光(新潟大学)、安田修(首都大学東京)
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本研究会への参加登録および参加費は不要です。
柏キャンパスおよびIPMUへのアクセス
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/access/
http://www.ipmu.jp/ja/node/341/
旅費の補助について
http://www-rccn.icrr.u-tokyo.ac.jp/nu-meeting/ryohi_annai_h28.pdf