第32回ニュートリノ研究会

Asia/Tokyo
6階大セミナー室 (宇宙線研究所)

6階大セミナー室

宇宙線研究所

Description

 第32回ニュートリノ研究会 「超新星背景ニュートリノ」
 https://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/indico/event/197/

研究会の趣旨

 宇宙誕生から現在までに起こった超新星爆発によって放出されたニュートリノ(超新星背景ニュートリノ)は diffuse な成分として宇宙空間に漂っていると考えられ、その測定は過去に生じた星形成の歴史を探る貴重な手がかりです。

 スーパーカミオカンデはこの背景ニュートリノを検出するべく、SKーGd計画を進めています。検出器中の純水にガドリニウムを溶解させ、中性子検出による反ニュートリノ事象選別やバックグラウンド除去を行うことにより、背景ニュートリノの検出感度を大きく向上させます。今年度は検出器の改修工事が行われ、今後はガドリニウム溶解の工程に進んでいく予定であり、計画の実現が期待されます。

 今回のニュートリノ研究会は、超新星背景ニュートリノをテーマとして開催させていただきます。理論と実験の両面から背景ニュートリノの物理に携わる研究者の方に講演していただきます。 理論からは、背景ニュートリノのフラックスモデルや検出可能性についてバージニア工科大の堀内さんにレビューしていただきます。 また、九州大の中里さんには背景ニュートリノとブラックホールの関連についての研究をお話しいただきます。実験からは、神岡でSKーGdを推進する池田さんと中島さんに、これまで試験実験を含めたSKーGdへの取り組み、今年度の検出器の改修工事やSKーGd実現に向けた今後の予定等を話していただきます。

 研究会は日本語での講演を予定してます。また、ニュートリノ分野以外の研究者の方で超新星背景ニュートリノにご興味をお持ちの方も参加いただければと思います。

 公募講演の申し込みは締め切らせていただきました。

開催日時と場所   
2019年3月23日(土) 13:00~   
東京大学宇宙線研究所6階大セミナー室 (東京大学柏キャンパス)   
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/access/
参加費、事前登録は不要です。

 

旅費の補助について  
締め切らせていただきました。

世話人
奥村公宏(東大宇宙線研)、梶田隆章(東大宇宙線研)、佐藤透(大阪大学)、 谷本盛光(新潟大学)、安田修(首都大学東京)

    • 13:00 13:15
      Introduction 15m
      Speaker: Yusuke Koshio (Okayama Univ.)
      Slides
    • 13:15 14:15
      Diffuse supernova neutrino background predictions and discovery potential 1h
      Speaker: Shunsaku Horiuchi (Virginia Tech)
      Slides
    • 14:15 14:45
      背景ニュートリノとブラックホール 30m
      Speaker: Ken'ichiro Nakazato (Kyushu Univ.)
      Slides
    • 14:45 15:15
      Break 30m
    • 15:15 15:50
      SK-Gd その1: 期待される成果とこれまでの技術開発 35m
      Speaker: Motoyasu Ikeda (ICRR, Univ. of Tokyo)
      Slides
    • 15:50 16:25
      SK-Gd その2: SK-Gd実験開始に向けた準備状況 35m
      Speaker: Yasuhiro Nakajima (ICRR, Univ. of Tokyo)
      Slides
    • 16:25 16:45
      超新星背景ニュートリノ探索における背景事象精密評価のためのニュートリノ-酸素原子核中性カレント弾性散乱反応断面積の測定 20m
      Speaker: Yosuke Ashida (Kyoto Univ.)
      Slides
    • 16:45 17:05
      中性カレント弾性散乱反応理解のための中性子・酸素原子核反応の測定 20m
      Speaker: Toshiaki Horai (Okayama Univ.)
      Slides